公費負担医療対象者の高額介護サービス費の算定誤りについて
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組合では、国の通知を受け調査を進めたところ、高額介護サービス費を算出するシステムの設定に誤りがあり、公費負担医療の対象となる方のうち一部の方について、高額介護サービス費が過少に支給されていたことが判明しました。
過少支給の対象となった方にお詫びを申し上げますとともに、速やかに追加支給を行います。
1 概要
介護保険制度において、1カ月ごとの利用者負担額が一定の上限額を超える場合は、超過した利用者負担分は「高額介護サービス費」として払い戻されます。今回、高額介護サービス費を算出するシステムの設定に誤りがあることが判明し、公費負担医療対象者が訪問介護等の介護保険サービスを利用した場合の利用者負担額を含めずに計算していたため、過少支給が生じたものです。
2 対象者数・追加支給額
(1)対象者数 1人(8件)
(2)追加支給額 3,413円
3 今後の対応
対象となった方におわびと追加支給に関するお知らせを送付し、速やかに追加支給を行います。
4 再発防止策
介護保険制度の改正等に伴うシステム改修を行う際に、具体的なケースを想定しシステムにおける算定が正しく行われるか確認することとします。
5 その他
厚生労働省の調査によると、全国の3分の2程度の保険者(自治体)において同様の誤りが生じているとのことです。